2021-05

紳士靴

a,testoni テストニーデザートブーツのウレタン劣化

1929年、イタリアのボローニャで、シューズメーカー「ア・テストーニ」が誕生。 創業者はアメディオ・テストーニ氏。 ア・テストーニ(a.testoni)の「a」はアメディオのイニシャルに由来。 第二次世界大戦の終戦から数年後、ア・テストーニの代名詞であるボロネーゼ製法が完成。
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ストレートチップのウレタンの劣化

経年劣化のメカニズム ポリウレタンは、水分や熱や紫外線などにより分解され、劣化していきます。 (このうち水分による分解は加水分解と呼ばれます)。 分解による劣化は製造直後から始まります。安価で大量に製造してきた靴業界にしっぺがいしが始まっています。
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Ferragamo フェラガモの滑り革補修

サルバトーレフェラガモ(Salvatore Ferragamo)は、イタリアで生まれ11歳で靴屋を開業し、(日本では小学校5年生)1910年半ば15歳で(日本では中学3年生)アメリカに渡りました。今の日本では考えられません。凄いですね。
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Clarks クラークスのウレタン劣化

クラークスのストーリーは、およそ200年前にイングランドのサイラスとジェームスというクラーク兄弟が作ったシープスキンのスリッパから始まりだそうです。デザートブーツと言えばクラークスと世界中の人が言うでしょう。しかし、ウレタンソールの加水分解はいただけません。
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Finn フィンコンフォートのオールソール

ドイツ生まれのフィンコンフォートのコンセプトは「あなたに素足より心地よく健やかに歩ける毎日を贈ります。」です。素晴らしい!靴型とインソールは整形外科・解剖学に基づく構造設計でいつも心地よい歩行をサポーとしドイツ伝統の靴作りと最先端の技術が融合しています。
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ecco エコーシティウォーカーのカカト修理

eccoはのデンマークのブランドで、アキレス(興国化学)がシニア世代に大ヒットしましたが2009年に「ECCO」ブランドシューズの販売事業を譲渡しました。当店でもエコーソフトやエコーアートなど商品が足りない時期もありましたが、運動靴メーカーが高額な革商品を手放したのは判りません。
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Mephisto メフィストのヒール修理

1965年にフランスでマーティン・ミヒアエリ氏がMEPHISTOを設立し、モカシンはMEPHISTOブランドの先鋒となり流通は、スイス、ドイツ、オーストリア、ベルギーから始まり、ヨーロッパ全土に広がっています。履き続けたかったけど甲高だんびろのはちょっと無理でした。
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Sioux シオックスのカスタマイズ

シオックス(Sioux)は、ドイツのコンフォートシューズブランドの代表的な存在です。1954年、アメリカのインディアンが履いていた一枚皮のモカシン(足を包み込む)をモチーフにした靴を製造する会社として創立されたそうです。履き心地重視した靴です。
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ワラビのカスタマイズ

渓流釣りをする人がよく履いている靴にフェルトのソールが貼ってある靴を修理した事はありますが、革底をミシンがけして更に滑り止め接着したは初めて見ましたが、実に手のこんだ作りです。靴修理を全国から承っていると面白い靴が集まります。
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Rockport ロックポートのオールソール

ロックポートはアメリカボストンで1971年にカッツ氏が創業しました。ビジネスシューズをカジュアルシューズに作り変え大ヒットし、世界一周のヨットレースのオフィシャルシューズとして栄光が輝いています。活動的な人々のライフスタイルをサポートし続けています。